たかまが でいず

読書感想や映画感想、シーシャカフェの感想に一人暮らしの知恵について、など日々の記録を書き連ねていきます。

部屋探しのポイント

一人暮らしや引越しをする時、新居選びってとっても重要になってきますよね。
私も、引越しをする際に何について考えなければいけないのか、複数の物件を比較するポイントは?内見の時に見るべきポイントは?などとても悩みました。
これから、進学や就職に向けて新居を考える方も出てくるかと思いますので、そんな皆様の参考になれば、とポイントを書かせて頂きます。

◼︎物件探しの条件について

  • 保証人なしでオッケー?
    私は親があまり一人暮らしに賛成してくれなかったため、保証人として名を連ねてくれることには期待出来ませんでした。
    その際、保証人代行の会社があるので、そういった会社に保証人になってもらうことを了解してもらえるか、を確認しました。
    物件によっては保証会社に入ることが条件の会社もあるので、確認しておくと安心です。
    なお、保証会社に入るとしても連絡先として三親等以内の親族の名前を求められたりするので、親族の方にそれとなく話を通しておくといいと思います。
    私は叔母に連絡先をお願いしました。

  • 2階以上もしくはオートロック
    防犯の面から考えると、一階より二階以上の方が安心、という話もあります。 実際、同じアパートでも階数が違うと月々の家賃が変わってきたりしますよね。 価格の面から、どうしても二階以上だと厳しい場合、オートロックの建物やカメラ付きのインターフォンがあると安心! 押し売りなども怖いですし… こういった後付けのドアモニターも2万円弱で簡単に付けられるので、一階のドアモニター無しの物件を考えている方はオススメです。

◼︎部屋探し 内見の際の確認点

  • 家屋内の採寸(メジャー持参)
    家具や家電を買う時に、予めサイズを測っておくと良いと思います。
    洗濯機などは大きいと洗浄力も高いですが、設置場所が限られますし…
    意外と、階段やドア、通路から入れられない、という事もあるようなので、通路幅や階段の幅も測っておくと家具・家電選びもスムーズです。
  • カメラでの写真撮影
    部屋の写真は撮っておいた方が良いと思います。
    比較検討時には資料にもなりますし、これは退去時のクリーニング対策でもあります。
    前の住人が付けた傷のせいでクリーニング請求されてはつまらないですからね。

◼︎近所の状況について

  • 近くにスーパーやコンビニはあるか。
    スーパーやコンビニはライフラインでもあります。
    家の近所にあるか、もしくは駅から家までの間にあるか。
    ここは妥協点でもあるかと思います。
  • 近隣に100均はあるか?
    私は100均のヘビーユーザーなので(笑)100均があるかどうかは気にします。
    消耗品を100均で済ませたい人は確認しておくと良いと思います。
  • 沼地?水はでない?
    2013年の地震の際には、液状化現象が起きた地域もあることは皆様の記憶にもあるかと思います。
    川の近くや沼地の近く、地名に「川」「沢」「井戸」「沼」と付く地名は、今は住宅地でも地盤が緩い可能性があります。
    液状化のこともありますし、地震の際は揺れを大きく感じたりもしますので、予算に余裕があれば避けた方が無難でしょう。
  • ガスコンロは都市ガス?PL?
    ガスは都市ガスかPLガスかによってガス代が変わってきます。
  • 電力は何アンペアか?
    エアコンとドライヤーなどを同時に使うたびにブレーカーが落ちてしまうようではあまり住み心地はよくないと思います。
    火事対策でIHコンロの住宅も増えているので、アンペア数も確認した方が良いでしょう。
    できれば、15A以上はほしいところ。
  • 事故物件じゃない?
    幽霊を気にしない人は関係ないかもしれません(笑)
    気になる人、見えてしまう人は確認してみた方がいいかも。
  • 近所でトラブル起きてない?
    アパート・マンションの一人暮らしだと周辺住人と関わる事は少ないとは思いますが、ゴミ捨てのマナーなども含めて。
  • 宗教団体の施設は近くにない?
    宗教団体が近くにあると勧誘がある可能性があります。
    私自身、なぜかよく勧誘されるので、ここは確認しました。
  • 駅からの経路について
    駅まで徒歩や自転車で通う場合、その経路も確認しておくと良いでしょう。
    地図では分からない、街灯の数や坂の有無は防犯や体力的な部分での検討材料となるかと思います。

    ◼︎物件の状態について

  • 自転車置き場は使える?
    駅から近い物件だとあまり自転車は使わないかもしれませんが、駅から遠い物件や通勤に自転車を使用する予定の方はマストですね。
    私は最初に物件を紹介していただいた方に聞いた時には「自転車置き場はありますよ」と聞いていたのに、いざ契約しようとしたら管理会社の人に「うち、自転車置けないけど大丈夫ですか?」と聞かれたので、実際に置き場まで見せてもらった方がいいと思います。
  • 窓や扉はスムーズに開く?
    毎日のことなので、窓や扉がスムーズに開くかは重要ですよね。
    内見の時には全てのドアや窓を開けてみた方が良いと思います。
  • ネット回線はついている?
    建物自体がネット会社と契約していて無料でネットが見られる物件と、ネット自体は部屋まで来ているけど月々通信費がかかる物件があります。
    積もり積もると大きい金額になるので、確認しておきましょう。
  • テレビ端子の数や位置
    テレビ端子がついているか、ついている場合はその位置はどこにあるのかも重要ですよね?
    端子の位置によっては、テレビの位置が制限されたり、長いケーブルを購入する必要性が出てきます。
  • シャワーの勢い
    物件によっては水圧が低くてシャワーの勢いが弱い場合があります。
    実際に水を出させてもらい、確認しておきましょう。
  • キッチンの排水溝はS字配管になっている?
    排水溝がS字の配管だと、臭いが気にならないようです。
    私は価格の面で配管がまっすぐの物件にしましたが、こまめに掃除をすれば気にならない程度ですね。
  • トイレは節水型ではないか?
    小さな集合住宅の場合は気にしなくて良いと思いますが、大きな集合住宅の場合、トイレの排水管は横引きのため、節水型だと排泄物が十分に流されず詰まってしまう可能性があります。
    一回一回の水道代は安くても、排水管が詰まってしまうと予想外の出費があるため、大きな集合住宅では節水型のトイレはおすすめできません…
  • 窓の数、風通し
    窓が少ないと換気しづらいです。
    24時間換気の物件も多いとは思いますが、一日中締め切っているとやはり、少し臭いが気になります。
    換気の事も考えて内見すると安心。
    また、サッシはゆがんでないか?ゴムの部分はボロボロではないか?という部分にも注目。冷暖房の効率が下がってしまいます。
  • 日当たり
    洗濯物や布団を干すにはやはり日当たりって重要ですよね。
    また、日中でも薄暗いと一日中電気を点けっぱなしなので光熱費もかかります。
  • コンセントの数・位置
    スマホやパソコン、さまざまな家電とコンセントを使う電子機器は沢山あると思います。
    タコ足すれば良いとはいえ、タコ足は火事の危険性を高めてしまうのでコンセントの数や位置も確認しておきたいところ。
  • 洗濯機置き場はあるか?パンの大きさは?
    洗濯機を置くための器具のことをパンといいます。
    このパンの大きさによって置ける洗濯機の大きさも変わってくるので要注意。
  • クローゼットや押入れはカビ臭くない?
    クローゼットや押入れがカビ臭いということは、換気が十分ではないということ。
    あなたが住んでからも環境は変わらないと思いますし、鼻炎等の原因にもなるかと思うので、体質的に不安な方は要確認!
  • 収納スペースの壁を叩いて響くか?
    クローゼットや押入れの壁は部屋の中で1番薄いです。
    ここを叩いてみることで、音の響きやすさを確認できます。
    音が響きやすい=隣の音が聞こえやすい=自分の部屋の音も漏れやすい
    音の響きやすさは生活にも影響してきますし、近隣トラブルの原因ともなり得ます。

◼︎共有部分について

  • ゴミ捨て場は専用の部分があるか?
  • メールボックス、ゴミ置き場などの共有部分の様子はどうか?

◼︎契約にあたり

  • 敷金礼金安くなる?
    交渉によっては安くなる場合もあるようです。
    例えば、まだクリーニングをしていない物件であれば、「クリーニング不要なので安くしてください!」など。
  • いつまでに何の資料を揃える必要があるか?
    入居にあたっては、さまざまな書類を揃えたり、電気、ガス、水道の申し込みをしたりと手続きが必要になってきます。
    予め内見の時に聞いておけば、その後のスケジュールが立てやすくなりますよ。

    ちなみに、敷金は何もなければ返済される資金です。
    壁紙など、経年劣化が予想されるものを除き、よほどの傷をつけたりしないかぎり退去の際に返ってくることが多いようです。
    礼金はその名前の通り、お礼金なので、返ってくることはありません。
    この礼金の部分をカット出来ると大きいですね。

  • 申込金は預かり証をもらう
    申込金は、万が一契約をやめたい場合には返金されるお金です。
    しっかり預かり証をもらっておきましょう。
    反対に、手付金はキャンセルしても返金されないので、支払い時には返金されるかされないか、確認しておくと安心。
  • その他資金がかからないか確認

    お部屋探しは、こだわればどこまででも続ける事が出来る作業です。
    色々と比較検討項目を挙げましたが、絶対に譲れない項目をいくつか決めて、その他の情報は参考データくらいに考えると希望の物件を見つけやすいと思います。
    気長な作業になるかと思いますが、頑張って下さい!