たかまが でいず

読書感想や映画感想、シーシャカフェの感想に一人暮らしの知恵について、など日々の記録を書き連ねていきます。

Apple Watchの長所、短所

私は、かなりの機械音痴です。

会社のパソコンは私がいじればSEも解けない謎の動きをするし、 すぐフリーズする。他の人が同じ動作をしても何もないのに!

そんな私でも、iPhoneは問題なく使うことができるのです。 最初に買ったiPhone 4も、その次に買って今も使っているiPhone 5も(ふ、古い…) 機種間のデータ移行も簡単でした。

そんな機械音痴な私がウェアラブルウォッチに興味を持ち始め、Apple Watchについて調べ始め、Apple Watch Series 3(セルラータイプではない)を購入しました。

(比較対象はフォッシルとゼンウォッチ。)

色々調べる中で、長所や短所を感じたので今更ながら書き記したいと思います。 機械音痴の目線の記事ではありますが悪しからず。

◾︎iPhoneの通知が来る(iPhoneを使用していない時のみ)

当たり前ですが、これは地味に便利。 意外とiPhoneをポケットに入れていてもバイブに気付かず電話を取り逃がすことがよくありました。 腕でバイブがあるとかなりの確率で取り逃がしを防げます。

また、お仕事をなされている方はお客様がいる前では携帯は操作しづらいもの。 Apple Watchに連絡手段、相手の名前、タイトルが届くだけで緊急性が高い連絡かそうではないかが判断しやすいので、重要な連絡を取り逃がしがちな方にはおススメです。

ただし、注意点としてはiPhone使用時には通知はApple Watchにこないということ。 あくまでもiPhoneの補助的立ち位置、というわけですね。

◾︎盤面のデザインが変えられる

他のスマートウォッチでも機能としてあるかもしれませんが、盤面のデザインが色々と変えられます。

Appleで用意されたデザインの他、iPhoneに入っている画像を使用することも出来ます。 (いくつかの画像をシャッフルして表示されることも出来ます。私はカラスちゃんシリーズをシャッフルして使ってます!) それぞれのデザインに対して何の情報を表示するか(時間、日付、天気、電池残量、心拍数など)、それぞれを画面のどこに表示するかなどを選択できるのです。

これだと電池残量、時間、日時、曜日、深呼吸アプリ、天気、心拍数。

これだと電池残量、アナログ時計にストップウォッチ、心拍数、天気。

これはシンプルに時間と日時と天気ですね。

上記表示内容は、いくつかの表示位置テンプレートに当て込んでいく形なので、完全に自由な、というわけではないのですが、必要な内容、不必要な内容を精査して表示できるのは便利です。

◾︎心拍数の確認

健康な方は必要ない機能かもしれませんが、私は一時期メンタル的な原因で軽いパニックを起こしていました。 その時に心拍数を確認する事で、自分が今心拍数が急に上がっている(=パニックを起こしている)と視覚的に確認出来ると落ち着くのが早かったように思います。 また、自分の状況を視覚的に確認できると安心しますしね。

◾︎iPhoneを探せる(iPhoneを鳴らす)

Apple WatchからiPhoneを鳴らす機能があるため、iPhoneの位置をおおまかに把握できます。 私はおっちょこちょいで、よく家具の狭間などに気付かぬうちにiPhoneを落としたりしていたので、助かります。 この機能はiPhoneがマナーモードになっていても使用出来ます。

音は「リリリン・リリン・リリン・リーン」という鈴のような提携の音で、あまり長い時間は流れないので何回か鳴らす必要はありますが、iPhoneが行方不明になりやすい方にはおすすめの機能です。

◾︎マップ機能時にApple Watchにも表示される

極度の方向音痴である私は地図アプリは欠かせません。 なんと、Apple Watchは地図アプリ使用時には「〇〇通りを〇メートル進み、右折」などと表示してくれるのです。 それだけでは多少心許ない部分はあるものの、不安な箇所だけiPhoneで確認すれば、Apple Watchでも十分地図アプリを活用できます。 iPhoneガン見で街を歩いていたら、田舎っぺ丸出しで恥ずかしいですもんね… まぁ、私のiPhoneちゃんは時々位置情報で大嘘ついたりするのですが、それはそれ、なんて可愛いツンデレーションなのでしょう!などと感じております←

◾︎アラームを止められる(iPhoneを使用していない時のみ)

いやぁ、アラームをApple Watchで止められるって便利です。 私は寝ている時もApple Watchを付けているので、朝のアラームもApple Watchでとめています。 iPhoneや会社用携帯、ポケットWi-Fi、音楽プレーヤーとして使用しているiPhoneiPadなど私のコンセント周りは色々なものがケーブルに刺さって充電されています。 朝寝ぼけている時にiPhoneを探そうものならケーブルどうしがゴチャゴチャに絡んでしまう事も日常茶飯事。 Apple Watchでアラームを止められるようになって、そこも解決できましたー!

短所

◾︎四角い

個人的な感覚ですが、やっぱり時計の盤面は丸くあってほしい… 店頭で実機を触っていても、ここはやはり気になっていました。 series 3で改善されたかと期待したのですが…

◾︎iPhoneがないと使えない

基本的には近くにiPhoneがないと使えません。 セルラータイプではiPhoneが無くても単体で電話をかけたりメールを受信出来ますが、それでも大手 3キャリアにiPhoneを契約していて、更にiPhoneと同じキャリアにApple Watchも別途契約する必要があります(セルラータイプのみ)

◾︎睡眠トラッカーとしては使えない

アプリを入れれば使えない事もないのでしょうが、純正のアプリではその機能を持ちません。 また、いくつかアプリを探してみたものの、私の希望に沿うものは見つからず。 もともと睡眠トラッカーが欲しくてウェアラブルウォッチを探し始めただけに、若干の本末転倒感があります。

◾︎時間を見るために一々腕を傾ける必要性

Apple Watchは同じ体勢で何も操作せずにいると、10秒程度で画面が消えてしまいます。 時間を確認したくても、ちょっとタイミングをはずすと画面が消灯したりするので、そこは少し不便に感じています。

◾︎充電中に充電器からApple Watchが外れている

Apple Watchの充電器は磁石式で、Apple Watchの裏側(腕と接する部分)に充電器を近付けると「ピトッ」とくっつきます。 …が、磁石力が弱いため、ちょっとした振動でも外れてしまいます。 私は4つのUSB差し口のあるバッテリーを使用しているのですが、少しバッテリーに触れただけで外れていたり… 充電時間は30-60分もあれば十分なのですが、うっかり途中で充電器が外れていたりするといざ、出かける時に充電不足になっていたりします。 なんらかApple Watchと固定できるものがあれば良いのだけど… スタンド式のものはいくつか見たことがあるのですが、よく充電ケーブルを持ち歩くので、持ち運び可能なものでApple Watchと充電器を固定できるものをさがしていきたいものです。

色々と機能はあるものの、意外と用途は通知と心拍数、アラームを止める、iPhoneを探す程度。 Apple Watchの画面で遊ぶといった使い方は全然しておりません。 オモチャとしてのウェアラブルウォッチをお探しの方にはあまり向いていない時計だとは思います。

が、重要な電話を取り逃がしたくない! 通知が来ていないか心配でついiPhoneを見てしまう! といった心配がある方にはとても向いているウェアラブルウォッチです。

ご自身の目的を鑑みながら、是非Apple Watch生活をご検討してみて下さい!