たかまが でいず

読書感想や映画感想、シーシャカフェの感想に一人暮らしの知恵について、など日々の記録を書き連ねていきます。

日経コンピュータ 1.18 書評

本日は日経コンピュータ 1.18 の書評。
…まぁ、斜め読みなので、全体的な感想をば。

AIについて

AI特集だったのですが、本格的に人間の仕事を考え直さねばならない時期に来てるのかなぁ、と感じます。

例えば、中古品買取価格の決定についての記事。
今まではプロが商品の状態や世の中の流行を鑑みて、プロの勘で価格を決めていました。
その勘を鍛えるのが苦労でもあるし、そこを身につけるからこそ職人として食べていくことが出来た。
でも、今は色々な車種の流通量や人気をAIが数字で読み取り、価格を弾き出してくれる。
最後に人間が価格に色をつける事はしても、今まで苦労して身につけてきた「勘」をAIを手にすればいとも簡単に手にすることができるのです。
価格は流通量と需要によって変動しますが、膨大な情報を集めて現状をまとめる事ができるようになった現在、たった1つのデータの解析だけでは生きていけないのだろう、と感じます。

何かの情報×何かの情報、といった付加価値を付けていかないと独自性は生み出せない。
IoTも、情報と何を掛け合わせるか、そのアイディアが重要となってきますし…

生産性向上

・会議の終了条件と進め方を確認する

・最後に決まった事とやるべき事を確認する


ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズでディレクターを務める榊巻亮氏の言葉にはハッとさせられました。
これこそ、私の務める会社に不足してることでは…!?
着地点が見えず、日々不安を感じているのですが、最初に着地点を決める事は重要ですよね。
私から提案してもなかなか受け入れていただけない会議で、この方式を導入してもらうにはどうしたら良いものか…

AmazonAlexa

AmazonAlexaでダッシュボタンが使えるというのも面白い記事。
ダッシュボタンというと、買い物での使用という固定概念があったのだけれど、要は「バッチを簡易に設定できる」、というような概念に近いのかな。
プログラミングの知識がある人が弄ると面白い使い方を考えつけるかもしれませんね。

また、こういった冊子は初めて購読するのですが、コンセプト作りなど、思考を広げるアイディアが散りばめられていて、脳トレにもなりそうな予感…
もし、私がこのシステムを使うなら…?もし、会社の既存のシステムを使って効率化を図るなら?もし、新しい企画を考えるなら…?
考えても考えても、課題は尽きそうにありません…